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直撃インタビュー!

監督、ちょっといいですか


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第3回
 勝てるチームがいるから、アシストががんばれる


EASO ロードレースでは、ゴールを狙うエースの選手と、そのエースを助けるアシストの選手がいますが、NIPPOコーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダでは、エース、アシストの選手がハッキリ決まっているのですか?

監督 アシストは持ち回り的なところがあって、「きょうは俺がアシストするから、今度はおまえがやって」という感じです。新メンバー(なるべく新加入という表現は無しでお願いします)のマリウス選手にも、そんな意識がありますね。
 こんな意識が生まれるのも勝てるチームだからなんです。ロードレースは共同作業で、アシストがいい仕事をしても結果が出なければ、アシストの選手は「せっかくお膳立てしてやったのに」と喜べない。アシストの選手が120%の力を出せても、エースが勝てなければがっかりします。そんなときはねぎらいの声をかけますが、選手としては自分の仕事自体は評価されても、心底うれしくない。
 がんばって力が出せて結果が残る。この好循環が生まれることが大切です。みんながいるから勝てるのですが、勝てるやつがいるからがんばれるのです。
 結果だけで判断するのはよくないと思うこともありますが、結果が出ないときが続くと、人間関係がくずれていって、選手もスタッフもつらいですね。

EASO それではエースの選手は?

監督 コンディションのいい選手がエースになることが多いですね。それぞれ得手不得手がありますから、レースのコース次第で自然に決まることもあります。

EASO レースの戦略はどう立てているのですか。

監督 選手の意識統一がないと成績につながらないので、単純明快な戦略を与えます。あまり細かなことは指示しませんね。あまり私から戦略を話すということはなくて、キャプテンの福島晋一選手から話してもらうようにしています。
 私は説明もうまくないですし、話したらそれで終わり。それぞれの選手が違った解釈をしてしまうといけないので、まずキャプテンが自分の言葉で話し理解したうえで、全員の意思統一をはかるようにしています。
 ただ、いざレースとなると予測と違った状況になることは当然なので、そのときの判断は選手に任せます。

EASO 選手と意見があわなかったときは、どうするのですか。

監督 言い合いにはなりますが、レース中はそんな暇はありませんから、せいぜい「いい」「だめ」を2回くらいやりとりするだけ。最後は選手の思ったようにしてもらうしかない。そうしないと選手が納得しませんからね

EASO ところで福島康司選手のアタックは、レース前から決まっているのですか。

監督 はい、決まっています。彼は行くなと言っても行くタイプですね。絶対に行くな! というとき意外は、行きますね。

EASO やはり戦略上、康司選手のアタックは秘密ですよね。

監督 いえ、見え見えです(笑)。あれだけ連日、逃げられる脚質の選手は珍しく、ついて行っても得することはないですから、バレバレでも大丈夫です(笑)。

EASO いまどんなタイプの選手が欲しいですか。

監督 バランス的には登りが弱いので、登りが好きな選手が欲しいです。ただ、登りの強い選手は平坦でお荷物になることも多いので、登りが得意なオールラウンダーが欲しいですね。

EASO レースの写真を見て気がついたのですが、選手が飲んでいるあの赤いドリンクの中身は何ですか。

監督 企業秘密とさせてください(笑)

--次回はトゥールーズの合宿所について聞きます。
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