スペシャル


直撃インタビュー!

監督、ちょっといいですか


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第2回
  強敵ライバルチームは、
    Bretagne-Armor Lux(ブルターニュ アルモルックス)


EASO 監督はいまのチームについて、どんな印象をお持ちですか。

監督 一言で言えば、変わった連中の集まり。他のチームでは出っ張ってしまうような個性の強い選手ばかりですが、目的意識が明確です。自分たちでなんとかしていこうという意識が強いので結束力は固く、モチベーションは高いですね。

EASO 目的というのは、やっぱりツール・ド・フランスですよね。

監督 もちろん。正直、全員ツール・ド・フランスを走ることができるとは思いませんが、少なくともツール・ド・フランスへの道を自分たちで作っていこうという意識があります。このチームに執着がある選手が多いようです。

EASO いまのチームをどう育てていこうと思っていますか。

監督 どの選手、チームからも目標とされるトップチームでありたいです。世界の頂点を目指すチームがあれば地に足をつけて若い選手を育てるチームも必要ですが、これまで日本のチームは海外の強豪チームと戦うことすらできなかったわけです。それがいまは少しずつ現地で実力が評価されるようになってきましたから、私は世界の頂点で走ることができるチームに育てたいですね。

EASO 日本では出場されているレースを見る機会が少ないのですが、今年、注目してほしいレースを教えてください。

監督 すべてのレースに全力で臨みたいのですが、現実的には無理なので、ヨーロッパの重要なレースを中心に考えています。特に7月8月は重要で、特に8月21〜24日のTOUR DU LIMOUSIN(ツール・ド・リムザン)、8月26日のCteauroux Classic(シャトールー・クラシック)に注目してください。プロチームが走るレースで、好成績を出してランクを上げたいと思います。
 実は資金力さえあれば上のランクに参戦できるのですが、勝てなければ意味がありませんからね。

EASO ところでライバルチームはあるのですか。

監督 フランスのブルターニュ地方がメインスポンサーになっているブルターニュ アルモルックス(Bretagne-Armor Lux)ですね。このチームは実力があるにもかかわらずスポンサー獲得に苦労しているようで、去年、チームが潰れるんじゃないかという危機的状況になったこともあります。うちのチームと境遇が似ていますね。
 ブルターニュ地方というのはフランスの中にあっても独立した文化を持つ地域で、「フランス人ではなくブルターニュ人」という意識が強く、このチームは熱狂的な地元のファンに支えられています。
「ブルターニュ地方の旗を持ってツールを制する」というような意識があって、日本人のチームでツール・ド・フランスを制したいという私たちと共通する意識がありますね。

EASO で、どちらが強いですか。

監督 断然、Bretagne-Armor Luxが強いです。でも勝つときもあるんですよ。

 ※Bretagne-Armor Lux公式サイト
 http://bretagne-armorlux.leforum.eu/

EASO 今年のUCIポイント獲得目標はありますか。

監督 正直言えば、UCIポイント取りには飽きました。ポイントだけでは評価できない面があって、私たちのようなコンチネンタルチームは、クラス2というカテゴリーの低いレースに出られるので、ポイントが稼ぎやすいのです。
 しかし上のクラスのコンチネンタルプロチームは、クラス1という高いカテゴリーにしか出られず、クラス1にはプロツアーのチームも走りますから、コンチネンタルチームよりポイントが稼げない。
 でも、どちらが強いかといえばコンチネンタルプロで、単純にポイント数では評価できません。
 03年までは、それは04年のオリンピックの出場枠を獲得するために、UCIポイントにこだわってきましたが、いまは1回の優勝が大切です。ポイントは12位までつきますから、そこそこの成績で走っていれば、ポイントが貯まりますが、それでは意味がない。
 結果が良ければポイントは後からついてくると思っています。

----次回はレースについて聞きます。
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