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直撃インタビュー!

監督、ちょっといいですか


チームのこと、選手のこと、監督のプライベートなど、浅田監督に聞きたかった”あのコト”を、EASOがインタビューしてまいりました。チーム、選手、合宿所の様子、監督のプライベートなど全五回の連載です。 [2007年3月某日 都内某所]
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第1回
  野球はダメでも、自転車で才能が開花することもある。



EASO トライアウトの目的を教えてください。


監督 優秀な選手を発掘するのが目的です。自転車競技は他の競技と比べて入り口が狭く、優秀な人材を集められないのが悩みです。そこで野球や陸上など他のスポーツ経験者にも目を向け、有望な人材を発掘しようという試みです。
 自転車に乗れない人は困りますけど、ド素人の方、大歓迎です。野球をやっていたけれど、実力はいまひとつ。でもママチャリに乗るのは速かったという人でいいんです。
 最初は無茶苦茶なフォームでしょうが、自転車歴10年という人より、完成されていない素人のほうが伸びしろが大きいですから、将来が楽しみです。

EASO 試験内容を教えてください。

監督 バンクで1000mと4000mのタイム計測と、数十キロの試走を考えています。メンタルな面も重要ですから、作文と面接を行います。ますは書類選考でどれだけPRできるかですね。
 自転車歴3、4年でレース成績が書いてあると、狭い世界なのでだいたい実力がわかっています。自転車競技未経験者でも可能性のある人に注目したいです。

EASO 採用になった後はどうなるのですか。

監督 ロードレースのルールなど最低限のことは教えますが、フランスに派遣しますので、あとは実践で覚えてください。語学はできたほうが有利かもしれませんが、すべてではないので躊躇する必要はありません。私も最初はまったく話せませんでしたが、カセットテープ付きの教材と、できるだけ現地の人と話すことを心がけていたら、3か月で話すことは苦痛ではなくなりました。

EASO 選手を目指す人に一言お願いします。

監督 私をツール・ド・フランスへ連れてってください(笑)。これまでは私が道を作ってきたという自負がありますが、選手あってのチームです。
 ボールペンでもペン先が悪いと商品にならない。本体はしっかりできたので、あとはしっかりしたペン先、つまりいい選手が加入してくれることを願っています。

 トライアウトの応募要項などは、チーム公式サイトをご覧ください。
 募集〆切は4月末日です。
 トライアウト募集要綱


EASO 自転車競技への間口を広げるためトライアウトを行うということですが、いまの自転車業界について、何か考えをお持ちですか。

監督 競輪を批判するつもりはありませんが、自転車=競輪というイメージができあがってしまったことは残念です。日本は自転車競技のプロには恵まれた環境で、ロードレースでは弱いのですが、競輪のおかげで、これほど多くの自転車競技のプロがいる国はありません。
 ただ世界で自転車の頂点を考えたとき、日本以外はみんなツール・ド・フランスなんです。
 世界ではツール・ド・フランスを観て、かっこいいと自転車競技を始めプロを目指す。実力があればツール・ド・フランスを目指すことができる。
 ところが日本にはまっすぐツール・ド・フランスを目指せる環境がなく、競輪ならプロで食べていけるので、優秀な人材がいても競輪に行ってしまう。
 私が現役のころ、ツール・ド・フランスに出たくてヨーロッパに行ったけど芽が出ず競輪の選手になったという人がいて、彼は競輪で何千万円も稼いでいました。競輪選手にいろいろ聞いたわけではありませんが、ツール・ド・フランスに憧れていた競輪の選手も多いと思います。
 もうひとつ残念なのは競輪選手になると言うとギャンブルのイメージが強く親御さんが反対されることもあるでしょう? 自転車競技=ロードレースのイメージが広がったほうが、むしろ競輪にとっても優秀な人材を集めやすくなりメリットは多いと思います。

--次回はチームについて聞きます。
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